ガラス製品には、さまざまな種類がありますが
全体的に熱や温度変化に弱い特徴があり
耐熱ガラス以外は60度以上の温度のものにご使用いただけません。
また急激な温度変化(特に急冷)も破損の原因となりますので
ガラスが熱いうちに冷たいもの入れてご使用にならない様お願いいたします。
特に底の厚いガラスは底の熱が逃げにくいため
食器洗浄器での洗浄後などは特にご注意ください。
また、食器洗浄器をご使用の場合は、アルカリ性洗剤を指定濃度で使用し
洗浄器内で器同士がぶつからないようにしてください。
小さな傷でも破損の原因となります。
スプーンやフォークをグラスの中に入れたり
ガラス同士をぶつけると見えないような小さな傷ができ
破損の原因となります。
ステンレス製品といえば スプーン・フォーク
大きいものになると台所シンクなどもステンレス製品です。
このステンレス製品 、実は錆びることがあるというのはご存知でしょうか?
『ステン=錆・汚れ』『レス=~がない』
名前の由来からも錆びるという言葉とはほど遠いようなイメージがあります。
ですが、ステンレスの原料はといえば『鉄』なのです。
鉄といわれれば錆びるイメージがありますね。
ステンレスとは、
原料の鉄に『クロム』『ニッケル』といった金属を混ぜた合金鋼です。
スプーンやフォークの裏に『18-8』などという表記を目にしたことはございませんか?
これは、18%以上のクロムと8%以上のニッケルを含有している
ということが表記されているのです。
では、なぜクロムとニッケルを含有していると錆びにくいのでしょう。
それは、含有するクロムが酸素と結合して
透明な酸化被膜を形成し表面を保護しているためで
この酸化被膜だけでも十分錆びにくくなっています。
ニッケルを加えることによって更に耐食性が高くなります。
そんなステンレスが錆びる原因、その多くが『もらい錆』といわれるものなのです。
例えば、
台所シンクに錆びた空き缶を置いたままにしてしまいシンクが錆びた…
そんな経験はございませんか
これがもらい錆というもので、錆が錆を呼ぶのです。
もちろん、水分や湿気、水道水に含まれる鉄錆も関係してきます。
またステンレスの上に別の金属が有ると微弱な電気が発生し
ステンレスの酸化被膜を除去しながら錆が進行する場合もあります。
ですが、取り扱いに注意すれば、とても使いやすく便利な製品です。
錆びるということを知り、良い製品をきれいに末永くお使いください。